昨日は秋葉へ

秋葉原虎の穴の中古創作(一般向け)の棚を必死に捜索してきましたよ。
都合8冊発掘(いや、あの棚からいい本を見つけるのはまさに発掘)。
俺が創作を買いだしたのが2001〜2002年ぐらいからなので、その当時&それ以前のとかは定期的に探していかないといけないという。こういうことができるのは、やっぱ東京暮らしの恩恵か、ありがたいですなあ。

  • §20000813 APPLE THE WISEDROP(砂原堂hybrid) \400
  • §20010812 god bless nobody!(砂原堂hybrid) \400
  • WALTZ.(LAMPBOX) \400
  • a comfortable space.(ぽんぷく) \100
  • プリプリ(GOUACHE BLUE&龍の金曜日) \400 *18禁
  • 月ト日(獣人本製作委員会) \600
  • DOLLHOLIC EXTRACT(たいへんよくできました。) \400
  • out break ORANGE(にこにこぷん) \200

合計2900円+消費税が145円で、まあ要するに3000円。


創作同人誌を中古同人誌屋で探すのは、ほんと一期一会な面が強くて、一度見つけて買わなかったら、その後2年も見つけられなかったとかあります。探しても徒労に終わることも多いし。
プレミアがついて値段は高くなるものの、棚があって見つけやすく、流通量も多い大手サークルなんかの本を買うのとどっちが面倒かは、意見の分かれるところかも。大手のぼろぼろの状態の同人誌はB級品で売られてますが、ピコ手の同人誌は遠慮なく処分されるからなあ……。
そんな中で、今回は個人的にはすごくうれしい発見物がいくつかあったのですよ。
最初の2つは、砂原堂hybridの持ってなかった同人誌二つ。なぜかこの2冊がきちんと揃ってたのは運命なのか何なのか。これでhybrid以降の本はこんぷりーと。
後2冊でフルコンプリートなのですが……。
まあでも、ほかのサークルでもそうなんですが、コンプリート直前までは行くんですよ……あと1冊とかあと2冊がもうどうにも絶対みつかんねえ……。
WALTZ.は古我望さんの同人誌。商業の仕事としては、エロゲーのテキストとかの仕事をしてる方なんですが、同人では絵描いてらっしゃる。この人の作風というか雰囲気は、漫画でもテキストでも似ているのはさすがというかなんと言うか。
月ト日は、LifeLikeLoveの石田あきら、上述もしてる砂原堂の砂原真琴、CLOCKWORK HEARTS-privateの平野俊幸の三氏による合同誌。1999年発行ということもあってか、全員今とは絵が違うですな。3人とも割りと硬いというかシリアスな感じの漫画で揃っていて読み応えあり。
DOLLHOLIC EXTRACT、内容はDOLLHOLICの2冊をまとめたもの。まあ、その2冊とも持ってたんですが……。この2冊、コミケで買ったのは覚えてたんですが、サークル名わかんなかったんですよ(適当にふらついてる時に買った本だし、何より本にサークル名が乗ってない……)で、2冊目に『しばらく同人休みます』とか書いてあって、そっからぜーんぜんどうなったかわかんなくて。ようやくわかったツーか、確認できたっつーか。
まあ、珍しく語ってみたわけですが、結局のところこの話を理解できる人間が何人いるのかを考えると、うーん、微妙。
話題がほしいのなら大手同人誌を買ってりゃいいと思います。それでA○R萌えーとかあい○ょこ萌えとか言ってればいいんです、いやまじで。大体の大手は(全部とはいえん今の時代は微妙だよな)大手に居るだけの素養と力のある本を出しているので、はずさないという意味では確実。


まあでも一番重要なことは「自分がいいと思った本がいい本」と言うことで。