6/7 全国同人誌即売会連絡会勉強会
http://sokubaikairenrakukai.com/news080510.html
一応自分も同人誌即売会の主催をやってるのと、どういう提案・話題が出るかというのに興味があったのでこの勉強会に出席してきました。
今回の勉強会は、昨年のシンポジウムと異なり同人誌即売会主催・スタッフ関係の人間のみの参加で行われてます。
会場は新宿と公式でぼかされた表記になってるので、とりあえずこちらでも明記はしません。
まー、まだやってるしね。
会場に着いたのは13:55。既に会場は満員大入り状態。14:00に勉強会開始。
ガタケットの坂田文彦氏が司会、パネリストとして永山薫・山口貴士・兼光ダニエル真の3氏が参加して進んでいきました。
(3氏がそれぞれどういういう方かはググればわかると思うので省略)
今回の勉強会のメインテーマは表現規制問題、特に最近まで騒がしかった都産貿問題をフォーカスして、
第1部が「今、どうなっているのか〜世の中編」
第2部が「今、どうなっているのか〜同人誌即売会編」
第3部が「どうすべきなのか」
という風にテーマがきめられていました。
第1部では、表現規制関連の事象についての解説がメイン。
まず、山口氏による表現規制関連の法律・条例についての解説(刑法175条・(東京都)青少年育成条例・児童ポルノ法)があり、
次に永山氏と兼光氏による今回の児ポ法改正関連の話題が。
単純所持規制の危険さとか、与党案と民主党案の違いとか。
あと、ネット規制の話もちょっと出てましたね。
第2部は都産貿問題を中心した話。
都産祭代表の代理の人による都産祭での対応の説明や、
この問題についての法的な観点からの解説、
また、マスコミや役人に対峙する際の重要な点とかの話も。
第3部は1部2部を踏まえてこれからどうするべきかという話が中心。
児ポ法規制に際してやっていくべき事はなんなのかとか、
ビックサイトの対応はどんな感じなのかとか、今後の活動についての話なんかも。
最後に質疑応答が行われて閉会という流れでした。
あくまで個人的感想。
全体的には、これまで出てきた事の復習感が強いかなあという感じでした。
ただ、知っておいた方が良いポイントはきっちり押さえてた勉強会だったので、
ベースの底上げとしては有用だったんじゃないかなあと。
撮影も行われていたので、動画でも議事録でもいいんですが多くの人間がみれる形で今回の勉強会は公開してほしいなあ。
イベンターへの教育ってのはもちろん重要なんだけど、サークルや一般への教育はもっと難しいので、
そこでこういう『教材』があると大分違うんじゃないかなと。
どんだけ言ったって「俺エロ本出さないし」とか「別に作る側じゃ無いからなあ」とかあって大変なんだぜ?
あと、勉強会の資料として配られた「都産某問題関連 時系列の動き」と
法令・条例関係をまとめたレジュメがわかりやすくて凄くよかった。
個人的にはこれで勉強会きた価値はあったなあと。
メモが適当だったので、あんまり適当な事もかけませんし概要のみで留めておきます。
つーか、酒も入ってるし眠いので申し訳ないけどこのレベルで……。
非公開会合っぽい性質があったからどこまで書いていいんだかわかんねー。
参加していた同人誌即売会検索システムの七々見さんや、@++の綾瀬さんが多分詳細なレポを書いてくれると思うので、
あと1・2日待ってるといいんじゃないかな。
他に書きそうな人は……うーん、各主催のブログとかに期待するのが吉?