同人誌購入物感想

購入録も兼ねてしばらくの日記のネタはこれで。さて何回続くのやら……。
1月は自分の行く即売会殆どないですしねえ、Cityを迷ってるぐらいで。大阪?無理無理。


・ANNIVERSARY/とかちのくに(結桐たかし)
ワンコとリリー本。結桐たかしは去年コミックエールに載った漫画が結構いけてたので、
ちょっと楽しみにしてたんですが、想像以上によかったです。
なんていうか、実に素朴な漫画。ものすごい事件があったりするわけでもない、
作品世界の『幸せなある日の事』を上手く形にして、送り出しています。
2P〜8Pぐらいのショートな漫画の集合体というスタイルが、上手く雰囲気とあっているのかもしれません。
神がかっている部分はないけれども、本当に上手く纏まっている良い本でした。


・双藤/砂原堂Hybrid(砂原真琴)
砂原さんが長年描いている「水守」シリーズの最新作。話としては外伝に当る感じでしょうか。
一話読みきりスタイルではありますが、やはりシリーズの他の作品を読んでないと色々掴みきれない部分も。
この辺りもったいない感じはありますよね。総集編とか……は凄まじいP数になりそうで難しそうだ
(以前に100P級の本が2冊出てるので)。
相変らずごつごつとした肌触りの漫画です。決して読みやすい漫画ではないんですが、読ませるだけのパワーのある漫画でもあります。
藤乃という少女の一生を綴った話。ハッピーエンドな話ではないけれど、読んでくうちにぐいぐい引き込まれてくれます。
余談ですが、70Pは十分長編だと思うんだ。


・[Ni] STAGE2/[http://www.ni-games.jp/:title=[Ni]編集部]
ゲーム系コラム同人誌(評論ってのとはまた微妙に違う感じが)。
前作(STAGE1)よりも遥かに読みやすくなったのは、記事数が絞られて纏まっているからかなと思う。
2のあとで1を読むとごちゃっとしてるなあと感じます。この辺はゲームと同じですねw。
相変らず割りとコアなゲームオタクが読むと楽しい感じの記事が万歳。
特集はマゾゲー。神龍の謎はほんとクソゲー……イヤイヤマゾゲーでしたなぁ。
ゲーム雑誌のコラムコーナーとか変な特集ページとか読むのが好きな人には是非お勧め。